雨の日も楽しく撮影できる!手軽に使えるアイテム&注意事項
雨の日の撮影には、普段より注意が必要です。水滴により、部品がサビついてしまうなどの危険性があるからです。今回は、雨の日でも楽しく撮影できるアイテムなどをご紹介します。
■防塵防滴のカメラでも安心できない
現代では、チリやホコリが入ることを防ぐ「防塵」や、カメラを水から守る「防滴」仕様のカメラが販売されていますが、完全に埃や水滴などを防ぐことは、難しいです。特に古いカメラの場合は、「防滴」などの仕様になっていないのが多いので、雨の日の撮影や水を伴う撮影の場合は、いかに雨や水滴をカメラに付けないということが重要になってきます。
■雨の日の撮影など、水を伴う撮影に必要なアイテム
①乾いたタオルや雨がはじきやすい素材のタオルなど拭くものは必須!
一番大切なことは、「濡れない」「濡らさない」ということです。カメラのレンズや本体が濡れてしまったら、すぐに拭くことです。
また、乾いたタオルは、濡れたら交換する必要があるため、数枚用意します。吸水性に優れた「マイクロファイバークロス」でボディを拭いたり、レンズに付着してしまった水滴や指紋などは「クリーニングクロス」などを利用すると便利でしょう。
②透明のビニール傘がおすすめ
傘を差しながら撮影する場合は、透明のビニール傘を利用しましょう。透明のビニール傘なら、光を通すことのできるので、被写体が影にならず、明るく撮影できます。
②カメラ用のレインカバー・レインジャケット
市販で、いろいろなタイプのカメラ用のレインカバーが売られていますので、機種や使う用途などを考えて購入すると良いでしょう。
そこまで本格的なものを必要としない方や、突然の雨でレインカバーがない、忘れたときなどのアクシデントが起きた場合は「簡易的なレインカバー」を作ることができます。
例えば、レジ袋やビニール袋の底を、三日月のような形で切ります。そこからレンズを出して撮影します。あとは、袋をゴムや防水テープで止めれば出来上がりです。ズームを使う場合は、ゴムなどを止める場所を間違えると使いにくくなりますので、何度も動かして確認することが大切です。
また、使い捨てのヘアーキャップを利用することもできます。ホテルに宿泊したときにあれば利用できますし、近くに100円均一のお店があれば、安価で購入できます。必ず、ゴム、防水テープまたはガムテープなどの止めるものは必要となります。
■注意が必要!カメラ用レインカバー内の湿気
雨の日や水を使うショーなどでは、やはりレインカバーは必須です。レインカバーを使っているうちに、徐々に湿気が帯びてきて、湿度が高くなってきます。カメラにとって湿気は大敵ですので、撮影後は、すぐにカメラからレインカバーを外してあげることが大切です。