写真撮影のときは著作権に注意
旅行にいって建物や風景の写真を撮るときってうよくありますよね。マナーを守れば個人の思い出として楽しむ分には良いのですが、商用利用する場合様々な権利や著作権の問題が発生します。知らずに勝手に写真を撮ってしまうことで、相手と大きなトラブルが無いように、基本的な注意点をよく抑えておきましょう。まず注意しなくてはいけないのが、「肖像権」というものがあります。よく著名な方、例えば芸能人の方を見かけたりしたときに、ついやってしまいそうなスマホで勝手に撮ってしまう行為。
これも肖像権の侵害にあたってしまうので、注意が必要になります。実は、(知らない人も多いのですが)建物にも肖像権というもが発生し、勝手に撮ってはいけない建物が存在します。
ですが、風景を撮っていて奥に人物などがうっすら入ってしまっている場合、「その人をメインで撮っているわけではないので」肖像権の侵害にあたりません。実際に有名な観光スポットにおいては人物が入らない状況で写真を収めるというのは難しいので、はっきりと人の顔が映っていなければ写真に写りこんだとしても問題ありません。
海外での撮影の注意
あとは、夜にライトアップされている建築物(例えばフランスのエッフェル塔など)では、その「ライトアップされているデザインに権利」が発生しているので使用する際には商用利用としての許可を得ないといけません。必ず、写真を撮る際には撮る対象物に対し権利が発生するかを確認し、撮影するにようにしましょう。※画像は東京タワーです。
一回一回許可を撮るってすごく大変ですよね。ですが、著作権の侵害として訴えられた方がもっとめんどうなことが発生します。確りと心掛けて写真を撮るようにしましょう。賠償金などが発生した際には、旅行代以上のお金が取られてしまいますよ。
日本の風景が海外で評価されている!?
近年では日本の象徴ともいえる、富士山や京都など、海外からの外国人旅行客が多く足を運ぶところはもちろんのこと、そうではない日本人が普段何気なく目にしている日常の風景でさえも外国人の方からすると珍しく、その文化を高く評価されているとのことです。
また、東京オリンピックなど大規模な国際的イベントの宣伝材料として、海外の広告代理店や旅行代理店からも有名なスポットだけでは無く、日本の文化を垣間見れる風景はとても需要があるとのことです。さらに海外では年々その人気が高まってきている日本食、特に麺類の画像というのがとても人気あるそうです。海外にもラーメン屋さんや蕎麦屋さんなどはあるそうですが、まだまだおいしそうな綺麗な写真というのは少ないそうです。
実は、画像コンテンツなどを販売している企業などでは、美味しい食べ物の写真が海外で売れるということで、集めているみたいです。
写真を撮るときは食べ物だけをとるのでは無く、レンゲや箸など、写真一枚で食べている風景が思い浮かぶように撮影すると人気が出るみたいですね。
一見、食べ物をアップにして美味しそうなところだけ撮影すればいいように思えるのですが、日本と海外では求めているものが少し違うようですね。
あなたが何気に撮ってきたスマホに埋もれている写真が、実はお宝になんてなることもあるかもしれません。