風景撮影を満足いくものにしよう
旅行に行った際や何気ない日常の風景を綺麗にお洒落に撮りたいですよね。風景撮影の大事なポイントは被写体を絞るという事です。旅行にいったりすると気分が高まっていることもあり、綺麗な風景が多かったりで全体の風景を収めてしまうことにより、家に帰ってきたときに見返すと全然思っていたような素敵な写真が撮れていないということが多々あります。すごくつまらない写真になっていてせっかくの思い出が台無しなんてこともあるかもしれません。
重要なことは、写真にテーマを持つことや、「何を撮りたいか」を考えて写真の中に主役を入れる意識をすることが大事になってきます。(中には全体の空気感が主役ということもありますよね)
風景写真を撮るときのポイントは何を撮りたいか
ただ、こういった主役を入れる意識をしないと、素人のカメラマンの場合はとても平凡な写真になりがちなのも事実です。ポイントとしては、撮影する前に数秒時間を置いて、自分がその風景を見たときに「どこに一番惹かれたのだろう」と考えそこに注目して撮影すると満足いく撮影ができやすいです。一番何に惹かれたのかを感じながら、焦点距離や構図を考え、撮影していくと良いでしょう。
例えば、ひまわり畑にいた際に、ひまわり畑の壮大さに惹かれたのか、たくましく咲いているひとつのひまわりに魅力をもったのか、これだけでも主役は変わってきますよね。どこにあなたの主役はいたのか、見る人に何を伝えたいのかを考えながら撮影してみましょう。
また風景撮影は撮影の時間帯が重要だったりします。同じ風景でも、日の出や日没に撮ることによって一味違う風景に変貌をとげます。また一日を通して、太陽の高さは変わります。
太陽が高いところにあるときと、低いところにあるときでは、同じ風景でも光の当たり方が変わる為、影の現れかたも自然と変わってきます。朝日や夕日などで印象は大きく変わります、やわらかい光、固い光を使い分けて撮影してみましょう。
日中の太陽がギラギラした時間帯は、明暗差が大きくなるのでそれを楽しむことも良いですね。
日中の撮影を楽しむ、順光、逆光、サイド光
例えば、太陽を背にした状態は順光と言い、目の前にある景色は鮮やかに、鮮明に映し出されることが多いです。ですが、、順光の場合は全体を照らしていることが多く陰影が出来ずらい為、立体感が出来にくいという難点もあります。
またサイド光や半逆光などは立体感が出やすくビルなど建造物の撮影や、山を撮ったりと立体感を出してスケールの大きさを演出するのにとても役だちます。逆光は基本的に風景を撮るのはとても撮りづらいのですが、人物や動物など物体の輪郭を綺麗に表現したいときなど、とても良い写真が撮れます。写真とは光を切り取るものと呼ばれたりするので、そういったことも念頭に置きながら撮影すると満足いくカメラライフをおくることが出来るうようになります。